こんにちは。
今回、役者と舞台監督補佐をさせていただいている吉田です。
今日は3月3日です、雛祭りです。
本番は3月5日からです、あと2日です。
一年生の私が四年生の皆さんとこうやって一緒に舞台を作れるのは今回で最後です。
この間、脚本を書いてくださった藤堂さんに、「幸せってなんだろうね」と言われました。
正直、私はそんなに頭も良くないので、幸せって何だ?と漠然と考えてみてもよく分かりません。
でも何となくですが、今回のこの公演が終わったら、とっても幸せだなあと感じることができるような気がします。
きっと何回でも振り返りたくなるような、そんな素敵な思い出になるような気がします。
好きな人たちに囲まれてひとつのものを作れるのはとてもしあわせです。
横を向いてもどこを見ても好きな人しかいません。
そんな大好きな、尊敬する先輩や頼れる同期の演技や仕事っぷりを見ながら、私はこの座組にいることを誇らしく思います。
でも、このメンバーでものを作るのがこれで最後なんだと思うと、ちょびっと泣きそうにもなります。
やっぱりよく分かりません。しあわせってなんなんでしょう。
多分とっても簡単なことなんだろうなあとも思うし、とっても難しいことなんだろうなあとも思います。
今回の公演、つらいことがいっぱいありました。
でもそれ以上に得れたものもいっぱいあります。きっとこれからもそれはもっと増えていきます。
3月5日から7日まで、私はそれをすべて出し切ります。
皆も同じです。その瞬間瞬間で、自分たちに出せるものを全力で出していくと思います。
観に来てください。
多分劇団なきがおのこれまで作り上げてきた形が見えるはずです。
長くなりましたが、あなたのご来場を座組一同心よりお待ちしています。
がんばるぞ!