どもども、部署紹介です。
2年宮下が舞台監督の紹介をしますよ。
2回しか舞監したことないけど監督と聞くと、「はい、カット!」ってカチンコを鳴らしたり、「いやあいいねぇ!」なんて言って演技指導してる人とか想像するかもしれないですが違います。
そういう劇を作っていくのは演出さんの仕事で、舞台監督は公演を作って成功させるのが仕事です。
何言ってんの? 意味わかんねえ! って感じですよねはい。
簡単に言うと、超裏方です。ただの裏方ではなく、超。
例えば、公演は役者だけでは成り立ちません。(はい、そこ。そういう舞台もあるとか言わない)
役者を照らす照明さんやお客をムーディな気分にさせる音響さん、舞台の雰囲気を表現する舞台美術さん、役者を美しくかっこよくする衣装メイクさん、劇をわかりやすくするための小道具さん、素敵なデザインのチラシや立て看板を立てて公演情報を知らせる宣伝美術さん、稽古場の確保や当日にお客様を心地よく迎える制作さんなどなど、様々な裏方の方がいてこそ公演はよりよいものになります。
そういう裏方をまとめるのが舞台監督の仕事です。
僕ができてるのかは知りませんが拘りすぎてめっちゃ時間かかってる部署(演出も含む)のケツを叩いたり、他団体さんの素晴らしい所有物をお借りするために頭を下げたり、公演日に各部署のチェックの時間を決めたりします。
あと、他の仕事といえば仕込みバラシの指揮があります。
仕込みは公演前に舞台を完成させること、バラシは公演後に舞台をお片付けすることです。
このときが舞台監督の中で一番頭を悩ませて、一番楽しいときです。
床にカーペットを敷いたり、暗幕を吊ったり、照明音響のコードを隠したりなどなど、どの作業をやれば効率がいいのか考えて団員をあっちこっちさせます。
楽しいです。もっかい言います楽しいです。
他にもいろいろ細かい仕事はありますが、割愛します。楽しい。
舞台監督は、人を動かす仕事です。だからこそ、人を見なければなりません。
「あの子は体調大丈夫かな??」「あの人はテンション高めだから、ちょっと疲れる仕事やってもらおう」とか考えます。楽しい。
大げさな表現になりますが、人は独りで生きているのではないと実感できるお仕事です。舞監だって完璧じゃないので、いろんな人を支えて、いろんな人に支えられて、公演成功に向けて動いてます。
公演全体を見ることが出来るので、演劇にあまり関わったことがなくても、楽しくできます。大変だけど。僕の初舞監とか演劇に関わり始めて4か月とかだったけど、なんとかなりました。だからいけるいける。なんとかなるじゃろ。
最後にもう一回めちゃくちゃ楽しい仕事です!
終わり。