~5番、舞台美術部~
皆様御機嫌よう。私、
本公演の舞台美術チーフ、ペリーこと湯川稜介ですわ。え?「どうしてそんな口調なの?」ですって?それは簡単。舞台美術は高貴だからですわ!舞台美術を略すと『舞美』。まるで可憐に舞う美しい蝶のような響き!ウ〜ン、エレガントォ!
私たちは、美しく木材を切り、優しく接合しておりますわ。演劇は(総合芸術)。その一部として装置物を作る。暑い夏でも寒い冬でも外で頑張る私たち。でも、私たちが役者のステージを作っているって考えると、もしかしたら舞美って演劇の根幹を担っているのかもしれませんわね♬私たちが、役者を支えているのよ〜☆
舞台のイメージ図を書いて、設計図を書いて、木材を買って、作って、仕込んで……
やってる事は、毎回同じ。でも、派手なもの、質素なもの、舞台美術には色々な姿がある。幕しかない舞台、パネルがいっぱいある舞台、箱だらけの舞台……私たちの手によって、今回の舞台も……変身。