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『あの日の嘘』ワタヌキ役:小口翼
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こんにちは。あるいはおはようございます。またはこんばんは。初めまして。少しだけ、僕の話を聞いてください。

どうも!ワタヌキ役の小口 翼です。なきがおの皆にはよく「小口さん」と呼ばれることが多いですが、ちょっと珍しいことです。みんな、〈オグッさん→おぐっちゃん〉に落ち着いちゃう。塾の先生やっても、〈小口先生→オグッ先生→オグッさん→オグッちゃん〉になっちゃう。

それはさておき呼ばれ方って、自分の存在箇所やそこでの親密さを思い出しませんか?

例えば僕は下の名前(翼)で呼ばれた時にはフワッと少年野球の監督の顔が浮かびますし、苗字だけで呼ばれると中学のシニアリーグを思い出します。「先輩」と呼ばれると高校の生徒会や、大学の元々居たサークルを。翼「くん」と呼ばれると中学高校時代の家庭教師の先生を思い出すし、「お前」と呼ばれると高校の寮生活の同室を思い出す。と言った風に…。

地元の呼ばれ方と、上京してからの呼ばれ方が違うなんてことは、よくあることかもしれません。

たいてい、呼び方や呼ばれ方って、呼びやすい方に流されていくものです。その方がよびやすいし、親しみが湧きます。呼びにくい名前の人ほど、そうなるはずなんです。近くにいる人ほど…。

わたぬきくん、とか。

彼にもきっと、下の名前やニックネームがあったはずです。どんな名前ですかね。ちょっと堅めな名前な気がします。わたぬきくんってどんなニックネームになるんでしょう。わっちゃん?わっきぃ?

今作のヒロイン、みなと(役:堀ちゃん)は、普段ずっと一緒にいるはずのワタヌキを、呼びにくそうに最後まで「わたぬきくん」と呼んでいます。実際この苗字はちょっと読みづらいことが多いかもしれません(素敵な苗字ですが!)。どうしてずっと「くん」で呼んでいたんでしょう。

もちろん、彼女がとても品がある人で、礼儀正しくて、、というのは理由のひとつだとは思いますが、それだとちょっと妄想が、、、面白くない。笑 もっと萌える妄想がしたいじゃないですか。

昔から日本人は、あまり親しくない人には下の名前を隠す習慣があるそうな。本当に余程親しい関係になって初めて、下の名前(本名/真名)を明かす…。下の名前を知ると、相手を支配することになる、なんていう古の教えがあるとか。

「千尋というのかい。贅沢な名だね…。」

ぺりぺりぺり

なんてシーンを思い出す。西遊記にもそんなようなシーンありませんでした?本名呼ばれて返事したら壺だかヒョウタンだかに吸い込まれちゃうあれ。ん、西遊記は日本じゃなくて中国か。いや待てよ、聖書にもその類あるぞ、創造の神様の名前とか!

確かに「翼!」と呼ばれていたころ(少年野球)、僕はあのおじさん(監督)に支配されていた。走ってこいだの、腕立てしろだの、外れろだの入れだの、まるでお人形である。返事しないとメガホンでぶん殴られるしさ。

下の名前や、その相手だけのニックネームで呼ぶって言うのは「支配」や「親密さ」の象徴になることが多いのかもしれません。もちろん、幸せな意味も含めて。

もしみなとがワタヌキを下の名前で呼んでいたり、なにか呼びやすい呼び方で呼んでいたりしたら、、、。お互いにお互いを縛り合う(この書き方語弊を生みそう)くらい、ドッと親密になっていったのかも…。ちなみにワタヌキは彼女を「みなと」と呼んだりしていますが…片想いの表現?考えすぎか。

みなとは、わたぬきくん、と呼ぶことで、ある意味、自分のとまらぬ気持ちをおさえていたのかもしれないな…なんて妄想。本当に彼にあまり興味がなかった、という、白雪姫と小人みたいな関係だったパターンはつまらないので却下!

「君を縛る為の名前を持たない僕の…」
(『世田谷ラブストーリー』by back number )


そういえば!!劇団なきがおにも!!そんな人がいますよ⁇ 誰も本名(真名)で呼ばないひと!!みんな、自分の気持ちを抑えるのに必死なのか⁈それとも、支配されないようにそう呼ばせてるの⁈

セーーーの!

「ぺりぃ〜さーーん!!」

有難うございました。
    2020/08/28(金) 00:00 第32回公演 PERMALINK COM(0)
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