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沼麻です。
どうも、こんにちは。
初めましての方が多いのではないでしょうか。
そうでもないですか?
終演ブログ書いてもいいよ、と言われたので書きます。

終演ブログ、と言いましたが、まだ終演してません。
絶賛公開中です。
このブログには、作者であり演出であり編集担当だった沼麻の主観と裏話が多分に含まれています。
まだご覧になっていない方はぜひ本編を見てからこのブログを読んでいただけるといいのかな、と思います。

↓※以下作者の戯言(ネタバレ)注意※











はい。ということで、書きます。

今回の登場人物たちは、きっと誰にでもなりうるんじゃないかな、と思って書きました。
自殺、事故死、病死、寿命、その他エトセトラ。
死因はどうあれ、人は死ぬので。
生きているうちに、誰かの死を見ることは多いと思っています。
だから、「友人、あるいは先輩が死んだ」という状況に陥ることは、きっとあると思うんです。

隙あらば自分語りします。
私は齢二十歳にして、冠婚葬祭に触れたことがありません。
葬式に行ったこともありません。
行く機会はありました。
友人が亡くなった時とか、曾祖母が亡くなった時とか。
でも、行けませんでした。
私は死んでしまった人を直接見たわけではなくて、だからお別れさえ言わなければ死んだってことを認めなくてもいいような気がしたからです。
今ではそのことを少し後悔しています。
会えたのに会わなかった。
「次」が来た時どうなるかはわかりませんが、それでも、後悔はしたくないなと思っています。

自分語りはこのくらいにして、ちゃんと脚本の話もします。

今回キャストを3チームに分けて同じテキストで稽古を始めたのですが、やっぱり役者によって「いや、こんなセリフ言わんやろ」とか出てきました。
そのためトリプルキャストとはなっていますが、セリフが多少変わっているところがあります。
各チームの会話や編集にも些細な違いが生じているはずです。
本当に些細な違いですが。

この脚本は、もともと実際に舞台上で上演されることを想定して書かれていたものでした。
書きあがっていた1時間ほどの脚本を、オンライン上での稽古、収録に向けて15分前後に書きなおしました。
台詞の掛け合いを減らして、一人で語るシーンが大半になりました。
書き直しに伴って状況説明や描写が大幅に削られ、なんだかふわふわとした脚本になってしまいました。
台本が上がり、各部署が動き出し、稽古が始まったのが大体本番1か月前。
その間も慣れないオンラインでのテストやなんやかんやあって。
収録が始まったのが本番2週間前。
編集も超突貫工事で進めていきました。
もっとこういうこと話したかったとかもっとこうすればよかったとか、やり残したことはたくさんあるような気がします。
収録環境とか各自の事情とか通信環境とか、そういう理由でやれることには限りがあって、それをお金で解決しようと思えばできるのかもしれませんが、私達にはお金も時間も余裕もなくて。
それでも、なんとか作りあげました。
ただの自己満足かもしれませんが。
自己満足でも、劇団なきがおの人たちと一つ作品を完成させられたということだけでいいかな、と思っています。

最後に一つだけ宣伝、というかお願いです。
今回、私が書いた脚本について色々思ったことがあったら、教えてほしいなと思いました。
「劇団なきがお」としてではなく、「沼麻」個人としてのアンケートです。
※アンケートはこちら
もし、何か感想、意見、その他もろもろ何でも、一言でも。
残していってくださるととてもうれしいです。
何卒よろしくお願いします。

長々としゃべってしまいました。
1人で話すのに飽きたので、演出助手を務めてくれた(私に勝手に任命された)期待の新入生、椿にも話してもらおうと思います。
それではよろしく。





皆様こんにちは。演出助手(?)を務めさせていただきました、椿です。先日のブログリレーから数日。気が付いたら2度目の出番がやってきました。不思議ですねぇ。
ちなみに、動画が公開されて数日が経っているので今回はネタバレありの内容になります。ご了承ください。

さて、それでは色々と真面目にお話していこうと思います。ブログリレーの中でも書いたのですが本公演は“死”を大きなテーマとして取り扱っています。登場人物たちが四月一日の死とどのように向き合ったのか、四月一日自身は最期に何を思ったのか。そのほか様々な要素を3つの『あの日』ごとに考えた結果、恋・嘘・罪というキーワードが見えてきました。既に公演をご覧になってくださった方はこのキーワードに納得してくださったのではないでしょうか。もし、まだ3つの動画を見比べていない方がいらっしゃいましたら、是非見比べてみてください。3つのキーワードがより納得できるものになると思います。

また、今回の公演がこのようなトリプルキャスト制になったのは、皆様1人1人に自分なりの『あの日』を考えてほしいという思いがあったからです。本公演に正しい解釈は存在しません。各役者が表現したのはあくまで1人1人の解釈です。これもブログリレーの中で触れましたが『あの日』の答えはあなたの中にあります。皆様が感じ、考えたこと。それこそが答えです。
もしよろしければ、こっそりでいいので、動画概要欄にある沼麻さんあてのアンケート(?)で皆様が見つけた答えを教えていただけると嬉しいです。

あまり長くなるとよくないのでこの辺で終わっておこうと思います。(すでに長いのはご愛敬)本公演をご覧になってくださった皆様、本当にありがとうございました。

それでは、また明日。
    2020/09/01(火) 18:00 第32回公演 PERMALINK COM(0)
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