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はじめまして、今回役者をしてます、ゆきです。
自己紹介欄ではあだ名を探し中と言ってましたが、「うちなー」でいこうかなと思っている今日この頃です。

うちなーとは沖縄のことらしいです。
前に稽古で、リズムに乗って歩くWSをしましたが、1人ワンテンポ遅かったらしく、「うちなータイム」と呼ばれました。
そこからのうちなーです。でもなかなか浸透してません。

なきがおには12月の番外公演から参加しています。
ただその時は4年生が居なかったので、4年生と関わるのは今回が初めてです。

中西先輩はいつも話をしっかり聞いてくれて優しいです。竹澤先輩はしっかりしてます。でもいじられてくれます。面白いです。
清水先輩は役としてみんなを引っ張ってくれています。山口先輩はたまに面白いです。アトTに入ってから覚醒した気がします。
岩淵先輩は照明と小道具頑張っています。藤堂先輩は謎です。すごい不思議な方です。
こんな個性豊かで面白い先輩方と演劇をやれるのは楽しいです。でもこれで最後です。
そして、自分自身もなきがおで演劇をするのはこれが最後になるかもしれません。

バイトが忙しくてなかなか稽古に参加できなくて共演者の皆さんには色々と迷惑をかけてしまいました。
アトTには私は昨日から入りましたが、とても素敵な舞台が出来上がっていました。
この舞台に明日から立てるのがとても楽しみです。

まだなきがおに参加して数か月ですがここはとても居心地が良い大切な場所です。
そんな場所を創ってくれた、引退する先輩方。一緒に出来るのは最初で最後です。
なきがお初めての引退公演。
1年生から4年生までみんなで創り上げます。
明日からです。お待ちしております。
    2015/03/04(水) 14:22 稽古 PERMALINK COM(0)
    ――公演二日前に、酒を飲んでいる。突発的に、後輩にブログを書かないかと進められて、今こうやって手を動かしている。
    不思議なもので、卒業するというのに、根本的生活は変わっていない。卒業するならば、引っ越しやら、手続きやらで忙しいものだと思うが、私の場合、生活というものはそんなに急には変わらない。いや、もともと人間というものは、急には変われない動物なのかもしれない。――

    脚本を書きました藤堂です。

    演出から「演劇的に無理がある」といわれましたが、今その脚本で演劇をやっているのだから、無理があったわけではないのでしょう。演出が無理をしたのかもしれません。それは、見てみないとわかりません。ということで、見に来てください。(無駄な宣伝)

    この脚本を書こうと思ったのは、去年の12月。卒業公演の打ち合わせどうするかという話し合いの時でした。

    「あ、書こうかな。というか、書ける気がする。」

    と、なぜか思ってしまったからなんですね。そのあと、私は正月を返上して、卒論さえも返上してこの脚本に向き合うことになったのです。
    様々な人に、多種多様な質問をしました。

    「全く興味のない人間から、『好きだ』といわれ抱きつかれたらどういう反応をするか」

    という質問はかなり多くの人を悩ませました。私自身、この質問を長時間考えたわけですから。好きという、ポジティブな感情と、全く興味のないというネガティブな感情。この相反する感情を、人間はコントロールすることができるのか・・・。私なりには、結論出したつもりですが、みなさんはどう考えているでしょう?

    「はこのなかで」は、私の文章らしく、タイトルから決まりました。そしてハートフルラブリーコメディーとして書いたつもりです。周りからは「んな、あほな!」といわれていますが、いまだに私の中ではそう思っていますし、そうだと思っています。見ればたぶん、わかると思います!(露骨な宣伝)

    さて、これ以上かくとネタバレになりそうなので、やめたいと思います。ですが、全く関係のない物語を一つ。
    この脚本を書くにあたり、多大なお世話になった方々に、私のできる最大限の感謝を。

    L氏は、わが研究室の代表で、いろいろな研究のアドバイスや叱咤激励をしていただきました。もしL氏が人工知能について研究しないかと言わなかったら、私は、この脚本を書くことできなかったでしょう。

    M氏は、別の大学の知り合いです。哲学的な質問や、私の論文の日本語修正などを頼んだりしました。哲学的な見分は、M氏から入手しました。私の哲学的な思考形成は、あなたのアドバイスのもとで育まれたと思います。本当にありがとう。

    K氏は、私の精神的援助(謎の言葉)をしていただきました。本当にいろいろ助かりました。へばっているときでさえ元気づけてもらいました。本当に、ありがとう。これからもよろしく。

    そのほかにも、様々な方々に感謝です。ありがとうございます。

    -----------------------

    高度30000フィートは、本当に寒い。特にマッハで飛んでいると、現実と空想の境目がわからない。

    「そんな馬鹿な。早く飛行場に戻りましょう。」

    宮本武はその声に平常心を取り戻した。

    「すまない。今、考えことをしていた。」
    「何を言っているんです、今オートパイロットで飛行中ですが、何が起こるかわかりませんよ。」
    「そうだったな。」

    女性の名は、サラ・マーティン。宮本のバディであり、この戦闘機のエンジニアでもある。

    「それにしても、上層部は何を考えているんだろうね、こんなおんぼろ戦闘機で出撃なんてね。」
    「悪かったですね。おんぼろで。」
    「いや、君が悪いわけじゃ、ない。」
    「そうだといいんですけど。」

    2045年。もう世界に国という概念は存在していなかった。
    どっかの馬鹿が、変な兵器を使い、さらに、どっかの馬鹿が報復で、さらにそれを上回る兵器を使った。そうすると、もう人間は右往左往。
    とりあえず、全世界は国を解体させ、国連を中心とする単一国家を急きょ作り上げた。が、旧国家のいざこざは残り、テロが頻発。
    宗教やら民族紛争やらもまきこみ、混沌が訪れた。「平和」という言葉は古い本のみにしか書かれていない。

    さて、宮本は、爆撃もできるとわれる4・5世代ジェット戦闘機のF-2に乗り込み、テロリストがいるといわれている場所を攻撃したばかりだった。

    「しかしまあ、テロリストは意外に近くにいるもんだね。」
    「そうですか。」
    「そう、俺の故郷。」
    「そうなんですか。」
    「誰もね、入れないといわれた場所なんだよ。もう断崖絶壁。確かに、外部からの攻撃は受け付けないだろうね。」
    「戦闘機なら大丈夫ということですか。」
    「まあ、そう判断したんだろうけどね。」
    「世界遺産もへったくれもありませんね。」
    「そうだな。」

    午後4時。雪を頂いた山は、夕焼けを映していた。

    「あの夕焼けも変わっていないな。」
    「そうですか。」
    「この時間、一瞬だけ、いい顔を見せるんだよ。」
    「そうなんですか。」
    「ああ。夕焼けは、橙だろ。」
    「そうですね。」
    「でも、この時だけは違うんだ。」
    「何がです?」
    「冬の空気が澄んで、さらに、天気が良く、もっというなら、雪がいいバランスにある状態・・・。ああ今の状況だ。」
    「どこですか。」
    「そこだよ。」

    右側の窓を宮本はのぞき込む。
    ギザギザとした山の稜線が、薄紫のオーロラのようなグラデーションを見せていた。
    橙路から、薄紫、太陽の色をすべて雪が反射している。

    「これだよ。」
    「そうですか。」
    「何も思わないんだね。」
    「仕方ないですよ。」
    「そうか。」

    ・・・。しばらくの沈黙。

    「今日はありがとな。」
    「いえ。」
    「この出撃は、なんか、悲しいな。」
    「そうですか。」
    「ああ、俺の故郷だからな。」
    「・・・。」

    沈黙。その瞬間だった。

    「高度25000から、ミサイル!」
    「っ!旋回!」

    警告が鳴り響き、スーツが締め付けられる。

    「ライトターン!どうして!」
    「ジャミングでした!うかつでした!」
    「今はいい!」
    「はい!」
    「マックパワー!」

    F-2のエンジンがうなりをあげる。衝撃が全体に走る。

    「間に合うか!」
    「やってます!」

    アラートが再びなる。

    「もうひとつです!」
    「馬鹿な!くそ!故郷だと思って、センチになりすぎた!」
    「言い訳はあとです!」
    「チャフ!」
    「了解!」

    チャフが放たれる。やばい。宮本はそう感じた。

    「レフトタ―ン!チャフは?」
    「もうありません!」
    「畜生!」

    宮本は焦りつつも、ミサイルは地対空と認識していた。これならいける。宮本は、操縦桿を握り、勝ったと思った。

    「チャフがなくても・・・」

    爆発音がした。

    「クラスタ!?」

    機体後方で、爆発。破片は、飛行速度を上回っていた。

    「エンジン・ストール!」
    「エンジン・リスタート!」
    「・・・。かかりません。」
    「ほんとか。」

    エンジンは、露骨な音を立てて、消えていくのが分かった。

    「油圧も漏れています・・・。」
    「そうか。」
    「すいません。」
    「いや、君が誤ることはない。」
    「・・・。脱出を。」
    「ここは、俺の故郷だ。ここで死ぬなら本望だよ。」
    「でも。」
    「いいじゃないか。頑張ってコントロールすれば、ぶち当てたやつに、この機体ごとあてることぐらいはできるだろう。」
    「・・・。」
    「なあ、サラ。」
    「はい?」
    「君がこの機体について何年だ。」
    「3年です。」
    「俺と組んで?」
    「3年です。」
    「長かったな。」
    「ええ。」
    「同時に短かった。」
    「え?」
    「ありがとな。」
    「どういうことですか?」
    「君は、逃げろ。」
    「そんな!」

    宮本は決心したつもりだった。しかし、震えていた。死というのは、こんなにもあっけないものなのか。そう思うと、よくわからない気持ちになっていた。

    「・・・。宮本。震えていますよ。」
    「・・・大丈夫だ。」
    「そんなことないでしょう。わかっています。」
    「君はすべて見てるな。この機体も。俺も。」
    「それは、バディですからね。」
    「だったら、なおさらだ!さあ!」

    風防が火薬で破壊され。勢いよく座席が吹っ飛ぶ。

    「・・・なぜだ!」

    機体から出たのは、宮本のほうだ。

    「サラ!お前!」

    その声はもう、サラに届くことはなかった。

    「宮本。ありがとう。」

    サヨナラと、サラが呟いた。そして、パラシュートが開き、宮本が安堵した時、F-2はすでに地上に激突していた。ちょうど、ミサイルが放たれた場所だった。

    2045年12月28日

    珍しく宮本の生まれたその地は晴れていた。空は青く。夕焼けはどこまでも焦げるような色だった。

    サラ・マーティンは、戦闘機用に作られた高度制御コンピュータであり、操縦者の相棒でもあった。

    この日。初めてコンピュータは恋を知った。

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    では、みなさん。また逢う日まで。さいなら。すぐ会うけどね。
      2015/03/04(水) 00:58 その他 PERMALINK COM(0)
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