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「執筆熟すれば天下足る」
どうもなきがおブロガー(4月から、4月だけ)の塚本です!

お待たせしました!!!!前回の記事の続きの内容なので、まだ見てない方は先にそちらをご覧くださいね~。

前回は公演の企画から動き出しまで解説していきましたので、今日はその続きですよ!題して…
「公演を打ってみよう!!~作品ができるまで~」中編!!!!
さっそくいってみよ~~!!
【裏方の活動】
動き出してからは、各部署チーフが中心となって裏方を進めていきます。まずは各部署チーフがスケジュールを決めて、担当を割り振ります。さらにチーフは演出と連絡を取って、演出からの要望を聞きだします!例えば音響部に対しては「この場面で音が欲しい」であったり、衣装メイク部に対しては「この人はカッコイイ服着せたい」であったり。それと同時に各部署メンバーに案を書いてもらって、あとは演出の要望とチーフ自らのセンスに任せて、案を確定させます!この辺りは各部署で動きが異なっていますので、また別の機会に!!
さて、部署は【演出・舞台監督・制作・照明・音響・舞台美術・小道具・衣装メイク・宣伝美術】とあるわけですが、皆だいたい2部署ほど入って、「日々此れ精進!」というわけで経験を積んでいます。ただ、他の仕事との兼ね合いも見て1部署にしたり、当日のお手伝いだけにしたりする人もいます。役者をやる場合、部署の仕事+役者ということにもなるので忙しさは増します。いや待てよ。演劇に縛られる期間が増えるのでむしろ裏方作業もはかどるんじゃないか…??ただ、舞台監督と照明チーフと役者を兼任したのは結構きつかったな(笑)まあその分楽しくもあるけどね。

【稽古】
稽古は基本的に演出が仕切ります。演出はまず、制作部と協力して稽古日程を決めます。そしてやりたい日程が決まったら、制作部が放課後の教室近所の集会所を取得して、稽古場所取りは完了です!そして役者勢に日程調査を行って、「だれがいついるか」を把握します。役者はこの時日程調整をするので、稽古には毎回出ないといけないということではありません。役者人数が多いと、なかなか毎回役者が全員揃うことはないので、演出は、その日の稽古に来るメンバーを把握して、そのメンバーでできるシーンを中心に稽古を進めるのですね!
次に1日の稽古でどのようなことをやっているのでしょう。集合したら、準備運動発声などの基礎練習をやります。演技する上では、様々な能力が必要になります。それぞれの能力の根幹を一つずつ作っていくために、様々な基礎練習を行っているわけですね!そして、基礎練習が終わったら、シアターゲームをします!演劇にまつわるゲームとでもいいますか…。ただ楽しいだけではありません。演技力向上に直結した奥深さがあります。我々は日ごとに異なるいろいろなゲームをやっています!そしてその後はいよいよ脚本の練習です!ただ、脚本の練習と言っても稽古を重ねるごとにその内容は発展していきます。
動き出して間もない頃脚本の練習は、本読みです!皆で台本を読み合わせしながら、演出は誰がどの役に相応しいか見極め、配役を確定させます!稽古始まる前から配役が決まっていることは少ないんですね(配役希望は取ります)。配役が確定した後役者たちは、本読みを重ねる中で、どうやって言えばよいか、動けばよいか…、などなど、自分の役の演技プランを考え、想像を膨らませていきます。それと同時に自主的に台本を暗記する作業を行っていきます。本当に暗記作業は稽古場ではなく家などで自主的にやることが多いでしょう。なぜなら、本読みもある程度済んだら、演技空間の使い方、どのように動くかなど、決めることが次から次へと出てくるのです。
というわけで本読みから徐々に半立ち稽古にシフトしていきます。台本を持ちながら、実際に舞台に立っていることを想定して動きながら行う稽古です。暗記が進んできたら、台本を外して立ち稽古になります!その日来ている役者でできるシーンをピックアップして、シーンで区切ってやります。やっぱり立ち稽古は楽しいですね。自分がどう動けばみんながどう動くかとか、奥深いことがたくさんあります。演出や他の役者と何度も何度も対話して、動いて、徐々に舞台らしい動きになっていくのがたまりません!
立ち稽古もある程度進んで、いよいよ小屋入りも近くなってきたら、通し稽古になります。要はシーンで区切らずに最初から最後までやり通す稽古です。役者が揃っているかどうかにも左右されるので、役者の数が多いとなかなか通せないこともあります。また、通し稽古の中にも段階があって、特に初期の通し稽古のことを、粗通しと言うこともあります。そして最終的には通し稽古を重ねて、来たる小屋入りに備えると…。

さて、今回は動き出しから小屋入り前までの流れでした!まとめちゃえば、裏方は裏方で、稽古場は稽古場で、本番の劇でどのようにしていくかを創っていく期間と言えます。この期間は1か月以上あり、それだけ試行錯誤して劇を創っていくのです。次回の記事では、公演場所を借りている1~2週間、すなわち小屋入り期間(さっきからちょいちょい出ている)の説明をさせていただきます!後編ですよ!これが終わったら公演は終わってしまうのです!儚い!!!!




ここまで読んでくださってありがとうございました。次回の記事もぜひお楽しみに~。

劇団なきがお 4年 塚本和毅(かくた)
    2020/04/15(水) 13:26 2020新歓 PERMALINK COM(0)
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